2013年5月24日金曜日

2013年5月17日のゼミ

吉田喜重監督がリュミエールのカメラマン、ガブリエル・ヴェールの生涯を描いたドキュメンタリー「夢のシネマ 東京の夢」を見て、カメラが持つ権力あるいは暴力性について話しました。私が自分自身のフィクション映画「H Story」の撮影のときに感じた、カメラあるいは撮影行為が孕む暴力性についても話しました。

2013年5月10日金曜日

2013年5月10日のゼミ

2013年度ゼミスタートしました!
先週見た「in public」のジャ/ジャンクー監督のインタビューを見つけたので参考まで。

ピンぼけですが本日のホワイトボード。
「極北のナヌーク」のナヌークのある瞬間の動きが、「人間のようではなくて、動物的に感じる」というコメントをめぐって「何故、動物的と感じるのか」について話したのが印象に残りました。それは理解できないから。理解できるものとできないもの。理解できない何かが私を突き刺す。ロラン・バルトの「明るい部屋」の「ストゥディウム」「プンクトゥム」を想起しました。「明るい部屋」は改めて取り上げます。